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6人制バレーボールの基本的なルール
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- 6人制バレーボールの基本的なルール
バレーボールはどんなスポーツ?
バレーボールは、まず6人ずつ(前衛3人・後衛3人)の2チームに分かれ、コートの真ん中にネットを張り行なわれるスポーツです。
主に手や腕を使い、3回以内で相手コートに返球します。
- ブロックに当たった場合は3回のうちには数えません。
コートの広さやネットの高さ
コートの広さは18m×9m、Vリーグ女子のネットの高さは2.24mと決まっています。
選手プロフィール に最高到達点が記録されているので、ネットからどのくらい腕が出るか(どのくらいの高さからのスパイクになるか)、調べてみるのも面白いですよ。
- ヴィクトリーナ姫路の平均身長は、2021年10月現在のものです。
得点とセットについて
バレーボールのプレーは、サーブ権を得たチームの「サーブ」から始まります。
サーブ権はじゃんけんもしくはコイントスで決まります。
練習試合はじゃんけんで、Vリーグの公式戦や世界大会はコイントスで決められることが多いそうです。
- まずはサーブ権を得たチームが相手コートにサーブを打ちます。
ボールがコートに落ちる(イン)か、コートラインからアウトになるか、ミスや反則があるまでラリー(打ち合い)が続きます。 - サーブ権を持っていないチームが得点を取ると、サーブ権が相手に移ります。
その際、選手は時計回りに1つずつポジションを変更させる「ローテーション」が行われます。 - サーブ権を持ったチームが得点を取ると、サーブ権はそのまま継続します。
「ローテーション」は行わず、同じ選手がサーブを打ちます。
なお、得点はさまざまな決まり方があります。
得点の決まり方
例:Aチーム 対 Bチーム の場合
Aチームのコート = Aコート と表現します。
Aコート 内にボールが落ちる | Bチーム に 1得点 |
---|---|
Aコート 外にボールが落ちる ボールコンタクト / ワンタッチ なし |
Aチーム に 1得点 |
Aコート 外にボールが落ちる ボールコンタクト / ワンタッチ あり |
Bチーム に 1得点 |
Aチーム が3回以内に返球できなかった | Bチーム に 1得点 |
Aチーム が反則をした | Bチーム に 1得点 |
- このようにして得点を重ねていき、1セットで 25点 を先取したチームがセットを取得します。
- 24点 対 24点のマッチポイントで得点が並ぶことを「デュース」といい、2点差 がつくまでプレーが行われます。
- 6人制バレーボールは 5セットマッチ で 3セット を先取したチームが勝利をつかみます。
- 5セット目までもつれることを「フルセット」といい、5セット目は 15点 先取(この場合の 14点 対 14点 でデュース)となります。
サーブについて
コート外の決められた場所(サービスエリア)から相手チームのコートに向かって打つ、最初のプレー。
サーブを打つ権利を「サーブ権」といいます。
サーブのルール |
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反則について
ダブルコンタクト(ドリブル) | 1人の選手が連続して2回ボールに触れること。ただし、ブロックした選手がもう一度ボールに触れても反則ではありません。 |
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フォアヒット(オーバータイムス) | 4回以上ボールに触れて相手コートに返球すること。 |
キャッチボール(ホールディング) | ボールを身体の一部分で長時間受け止めて/掴んでしまうこと。 |
ぺネトレーション・フォールト | 相手コートに侵入すること。コート真ん中のセンターラインを超えた際に反則とみなされる「パッシングセンターライン」や、ブロックを除き相手コートのボールに触れた際に反則とみなされる「オーバーネット」があります。 |
タッチネット | コート内のネットに身体が触れること。 |
マーカー外通過 | マーカーの外側をボールが通過して相手コートにボールが入ること。ただし、1打目のレシーブがマーカー外側を通った場合、2打目を相手コートのマーカー外側から自コートへ返し、3打目はマーカーの内側から通常返球した場合はセーフです。(この場合は相手コートへの侵入とみなされません) |
ローテーションとは?
後衛①の位置(ライト)の選手がサーブを打ちます。
1. 自チームのサーブ
後衛のライト側の選手が、サービスエリアからサーブを打ちます。
サーブ権が移ると、ローテーションはせず守備に入り、サーブカットをします。
2. 相手チームのサーブ
相手チームが得点をとり、サーブ権が相手チームに移ると、まずはローテーションせずに守備に入りサーブを受けます。
相手チームからサーブ権が移ると、時計回りに1つずつずれる。
②の位置にいた人が後衛に移りサーブを打ちます。
3. 自チームのサーブ
自チームが得点をとり、相手チームからサーブ権が移ったときに、時計回りに1つずつずれます。②の位置にいた選手が後衛に移動し、サーブを打ちます。
ローテーションのあと、選手の位置はそのまま固定なの?
相手・自チームともにサーブを打つまでは移動できません。(移動をすると反則になります)
移動しなくても構いませんが、プロの世界ではボールを打ったあとに、それぞれの専門のポジション(スパイカーならレフトかライト、セッターはトスをあげやすい場所など)に移動することができます。
基本まとめ
- 1セット25点先取。24点 対 24点をデュースといい、先に2得点連続で先取した方がセットを取得する。
- 5セットマッチ中3セット先取で勝利。4セットまでは25点、5セット目は15点(14点 対 14点でデュース)までとなる。
- ボールは3回以内に返球する。(ブロックはカウントされない)
- サーブ権が移った時に「ローテーション」が行なわれる。
用語解説
ブロック
相手がアタックしたボールを、前衛の選手が手をあげてジャンプし、ネット上で阻止するプレー。
相手のアタックを直接相手コートに落とすキルブロックのほか、ブロックに当ててボールの威力を落としたり、相手のアタックコースを絞らせたりする目的もあります。
ブロックの時のみネットの上から相手チームのコートに入っても(手が相手チームのコートに入っても)、反則にはなりません。
スパイク
相手コートに向かって、たたきつけるように打つ攻撃プレーのこと。アタックの一種。
イン
ボールがコートラインの内側に落ちるか、コートラインに触れて落ちること
アウト
コートラインに触れておらず、コートラインの外側にボールが落ちること
ボールコンタクト
ボールに触れること。
ワンタッチ
ブロッカー(ブロックをする選手)の手にスパイクしたボールがあたること。
マーカー
ネットの両サイド(ライン上)にあるアンテナ。
TEAM | 勝 | 負 |
---|---|---|
1埼玉上尾メディックス | 8 | 2 |
2デンソーエアリービーズ | 9 | 3 |
3大阪マーヴェラス | 7 | 3 |
4Astemoリヴァーレ茨城 | 7 | 3 |
5ヴィクトリーナ姫路 | 7 | 3 |
6NECレッドロケッツ川崎 | 6 | 4 |
7SAGA久光スプリングス | 7 | 5 |
8東レアローズ滋賀 | 6 | 6 |
9PFUブルーキャッツ | 6 | 6 |
10岡山シーガルズ | 3 | 5 |
11クインシーズ刈谷 | 3 | 7 |
12KUROBEアクアフェアリーズ | 3 | 9 |
13アランマーレ山形 | 2 | 10 |
14群馬グリーンウイングス | 0 | 8 |