試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
今週は、先日の台風で甚大な被害を受けた福島県郡山市が会場であったため、開催できるかという心配があったが、多くの皆さんのご尽力により無事開催されることとなりました。
そんな中、何としても1勝が欲しい姫路は、先週までとは少しメンバーを入れ替え試合に臨んだ。しかし、何とかしよう、何とかしたいというそれぞれの想いがうまく噛み合わず、セットを一つも取れないまま4つめの黒星を喫した。
第1セット序盤、吉岡、イブナらのブロックで得点を挙げ波に乗りたい姫路だったが、デンソーレフトから鍋谷の速い攻撃、コーナーを突く冷静なスパイクなどで確実にサイドアウトを取られ、さらには197㎝シニア―ド・ジャックにブロックの上から速攻を決められるなど、じりじりと差を広げられた。中盤、イブナのミスアタックが連続し、さらに差を広げられ16-25と第1セットを落とした。
第2セット、金杉に代え脇田を起用するも、流れを掴めない。何とかしたい姫路は中盤、堀込がサービスエースを決めるとその後もミスを誘い3連続得点を挙げた。しかし前半のリードは埋められず、また終盤の連続失点でこのセットも落とした。
第3セット、再び戻った金杉、イブナが意地のスパイクを決め、7-7と食らいついた姫路だったが、その後6連続失点。途中、吉岡に代わって出場の高木や貞包が、諦めずレシーブを繋ぎチームを鼓舞。終盤金杉が連続サーブポイントを決めるなどしたが、差は埋まらずセットカウント0-3と4敗目を喫した。
金杉由香 選手
先日の台風で被害に遭われた方が沢山いらっしゃるこの福島で、大会を開催していただいたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
そんな皆さまに、良い試合をお見せしたかったのですが、不甲斐ないプレーをしてしまい申し訳なく思います。1,2,3セットを通して、自分たちのやるべきバレーをする前にミスをしてしまい、何もできなかった。「泥くさいバレーボールをしていこう」って皆で話してはいるけど、本当に全員が一つの目標に向かってやることの難しさを今日の試合で感じました。
問:試合は待ってくれない、明日の試合へ向け・・・
このリーグのために夏場からやってきたことはとても大事なことだと思うし、一緒に乗り越えてきたことをもう一度一人一人が振り返って考え、本当に泥臭く、諦めないバレーボールをして、明日を、このリーグを戦い抜きたいです。