試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
昨日の試合後、コートの向こうの相手と試合をする以前の問題だと監督に叱咤され、選手間でもしっかり話し合い臨んだ本日の相手はNEC。
1セット目、これまでできなかった自分たちのバレーボールを展開。しかし2セット目以降続かず、セットカウント1-3と5つめの黒星を喫した。
第1セット、大きな課題としてきたサーブが走り、流れを掴んだ姫路。貞包、吉岡らのサービスエースや、イブナ、金杉の力強いスパイク、今シーズン初スタメンの高木のブロードなどが決まり、連続得点を挙げリードを広げた。終盤、サーブレシーブを崩され連続失点を許したが、前半のリードを守り切り25-20で第1セットを先取した。
第2セット、高木が攻撃だけでなく守備でも気迫のこもったプレーでチームを鼓舞。すると吉岡がNEC古賀のスパイクをブロックするなど、8-5とリードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかしタイム開け、イブナのスパイクミスやシャットアウトなどでリズムを崩した姫路は8連続失点。完全に流れを相手に渡してしまった姫路は、第2、第3セットを落とし後がなくなった。
第4セット、序盤からサーブレシーブを崩されリードを許した姫路。中盤、貞包のコースを突いた力強いスパイクや、吉岡の速攻、イブナに変わって出場の田中がスパイクを決め粘りを見せたが、終盤またも連続ミスで18-25、セットカウント1-3で5連敗となった。
高木理江 選手兼任コーチ
昨日の試合のあと、選手間で話をしました。技術や戦術など、足りないところは多々あるけれど、結局最後は気持ちが大事なんだということ。苦しんでいる選手を一人にしない。劣勢になっても中で顔を見て話す。みんなを信じる。自分を信じる。そして何よりも強い気持ちを持って明日は戦おう、と今日の試合に挑みました。
個人的には今日が今リーグ初スタメン。昨日の雰囲気を引きずらないように、まずはチームが明るく盛り上がれるような声かけやプレーをしようと思っていました。結果的に自分たちのミスで自滅してしまい、私自身もチームが苦しい時に踏ん張れず、悔しくもあり情けなく思います。
プレー的なこともそうですが、いろいろな意味で「強いチーム」になるために、私自身もっと頑張らないといけないと思っていますし、一戦一戦覚悟を持って戦っていきたいと思っています。