試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
早く1勝目が欲しい姫路。早くもレギュラーラウンド2週目となった今日の相手は、先週福島で対戦したNEC。
NECのホームということで、大田区総合体育館は赤一色。
そんな中でも姫路は第2セット、第3セットとデュースに持ち込み粘りを見せたが、終盤決めきれず、ストレートで6連敗を喫した。
第1セット、中盤まで15-15と接戦を繰り広げたが、16点以降サーブレシーブミス、スパイクミスが続き4連続失点。吉岡のクイックや、高木のブロードでサイドアウトを取るも、連続失点が響き第1セットを落とした。
第2セット、序盤からイブナや金杉の気迫のこもった強いスパイクで8-5とリードを広げたが、NECリベロの粘り強いレシーブやミドルの速い攻撃などであっという間に追いつかれた姫路は、14-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。タイム開け、またもスパイクミスなどで4連続失点。
しかし、何としても勝ちが欲しい姫路は、吉岡のクイック、高木のブロックポイントなどでサイドアウトを取り、19-22で迎えた終盤、高木に代わり、安田睦実がリリーフサーバーでリーグ初出場。
「緊張して真っ白だった」という安田だが、サービスエースを2本、相手のミスを誘う攻めのサーブで流れを呼び込み23-22と逆転に成功。25-25とシーソーゲームになったが、最後決めきれず25-27。セットカウント0-2と後がなくなった。
第3セット一進一退の攻防が続き、20-22で迎えた終盤、リリーフサーバーで出場の田中が、サーブで攻めディグで貢献すると、イブナ、金杉が連続で決め23-22と逆転。しかし最後はサーブレシーブを崩され、第2セット同様25-27と、悔しい6敗目となった。
竹下佳江 監督
試合を重ねるごとにチームがチームらしくなってきていること、そしてミスの多かったサーブで効果が取れていることに関しては評価してあげたいところです。
しかし、さらにミスを減らして、さらに効果をあげていかないといけない。
今日は特に前半レフトサイドの決定率が上がってこなかったことが苦しい展開になった一つの要因かなと思います。
デュースに持ち込んで取り切れないということはとても悔しいですが、良いところはさらに伸ばし、悪いところは少しでも改善できるよう、チーム一つになって、もっともっと勝ちに貪欲に戦っていきたいと思います。
安田睦実 選手
Vリーグ初出場ということですごく緊張しましたが、その中でもサービスエースを取ってチームに貢献できたことは本当に嬉しかったです。
実際コートに立ってみて、このコートに立ち続けたいと強く感じました。
少ないチャンスをものにできるよう、良いところはもっと伸ばし、課題は改善できるように日々頑張っていきたいと思います。