試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
未だ白星のない姫路は、スタートから気迫を前面に押し出した。
いつも選手が言っていた「泥くさいバレーボールをしよう」という言葉の通り、泥くさく最後まで諦めないバレーボールを展開し、7戦目にして初白星を挙げた。
第1セット、序盤から貞包がサーブで崩し、金杉、イブナが連続で気迫のこもったスパイクを相手コートに叩き込むと6連続ポイントと得点重ねた。
その後も集中力を切らさず粘り強くレシーブを繋ぎ、ブロックされてもフォローで繋ぐバレーボールを展開し25-19で第1セットを先取した。
第2セットも勢いは止まらず、イブナがサーブで相手を崩しミスを誘う。
高木のブロードなども決まり、連続得点を挙げた姫路。
しかし日立は長内や上坂がインナーや奥を狙った技ありのプレーを見せつけ、一進一退のままデュースにまでもつれ込んだ。
日立の連続サーブミスや、片下のレシーブがそのまま相手コートエンドに入るなど、運も味方につけた姫路。最後は金杉のスパイク、吉岡のサーブポイントで31-29と初めて接戦をものにした。
第3セットも勢いはそのまま、特に昨日不調だったアウトサイドのイブナ、金杉、貞包が強打と軟打を織り交ぜた攻撃を展開。
金杉の好レシーブに貞包が応えるなど、常に主導権を握り試合を進めた姫路は、セットカウント3-0と初白星をあげた。
金杉由香 選手
先週から昨日の試合にかけて、やっと自分たちのバレーボールが展開できる場面が増えてきたと感じていました。
負けは負けで悔しかったですが、必ず次へつながる内容だったと確信していました。
今日の日立戦は、自分たちの自信に繋がるよう、「何が何でも勝ちにいく!」という気持ちを押し出して挑みました。
初勝利でとても嬉しいですが、この1勝に満足せず継続する力をつけて戦いたいと思います。
もうすぐホームゲームですが、ピンクで会場を染めて、応援してくださる皆さまと、チームが一体となって勝利をつかみにいきましょう!!引き続きご声援よろしくお願いします!