試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
交流戦第1戦は、スターカンファレンス2位のトヨタ車体との対戦。フルセットに持ち込む接戦となったが、トヨタ車体、日本代表ミドルブロッカー荒木絵里香の高いブロック、内瀬戸真実の堅実なプレーに押され、セットカウント2-3と悔しい敗戦を喫した。
第1セット序盤、サーブで相手を崩しミスを誘った姫路は、連続で得点をあげスタートダッシュに成功。中盤、長野がトヨタ車体のネリマンをブロックでシャットアウトをすると、金杉がサービスエースを決めるなど、さらに得点を重ね19-10とリードを広げた。終盤、トヨタ車体荒木の速攻、ブロード、ブロックなど連続で決められ連続失点を許したが、イブナが踏ん張りを見せ、25-21と第1セットを先取した。
第2セット、16-14とリードして迎えた中盤、姫路はサーブレシーブを崩され苦しい展開になり、17-20と逆転を許した。イブナ、金杉が力強いスパイクを打ち込み応戦したが、終盤荒木のブロックにまたも阻まれ、20-25第2セットを落とした。
第3セットもトヨタ車体の勢いを止められず、セットカウント1-2とされ、迎えた第4セット。取っては取り返し、取り返しては取られてのシーソーゲームで試合は進んだ。終盤、トヨタ車体内瀬戸のレフトからの速い攻撃、ネリマンのバックアタックなどで17-20とリードを許した。しかし、堀込のツーアタック、イブナ、金杉が相手ブロックを弾く強いスパイクを決め、逆転に成功した姫路。最後は長野がネリマンのバックアタックをシャットアウト。25-23でフルセットに持ち込んだ。
最終第5セット、スタートから金杉がブロックアウトや、長いラリーを打ち切り波に乗るかと思われた姫路。しかしここでもサーブレシーブを乱されるとジリジリと点差を広げられ、10-15。セットカウント2-3で悔しい黒星となった。
竹下佳江 監督
交流戦第1戦、今リーグ初のフルセットでしたが、本当に勝ち切りたかったという悔しい思いです。毎回の事ですが、やはりサーブが走り、サーブレシーブの返球率がよければ、自分たちのいい展開に持ち込むことができる。逆になってしまうと、今日のように相手のブロッカーに的を絞られブロックポイントを献上し連続失点をしてしまう。良い時、悪い時の波を無くせるよう、改善していきたい。明日は埼玉上尾のホームゲームということで、会場の雰囲気にのまれないよう戦いたいと思います。たくさんのご声援ありがとうございました。