試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
交流戦第3戦。昨日の積雪で辺りは真っ白の『五所川原市民体育館』で行われた。姫路は第1セットを先取したが、2,3,4セットを連続で落とし、セットカウント1-3で黒星を喫し、PFUと星を並べ2勝11敗となった。
第1セット、序盤からサーブで相手を攻め立てリズムを掴んだ姫路は、相手のミスを誘い得点を重ねた。イブナ、金杉、長野らのスパイクが面白いように決まり、さらに得点を重ねた姫路。最後は金杉のブロックポイントで25-18、第1セットを先取した。
第2セット、スタートからイブナのブロックポイントが決まり、第1セット同様流れに乗るかと思われた姫路。しかし、サーブレシーブの乱れからスパイクミス、ブロックに捕まったりと連続失点し、5-12とリードを許した。その後もPFUの絶妙なシュートサーブやPFUミドルブロッカー、ドリスの高い位置からブロードなどに苦しめられ、さらにリードを広げられた姫路はこのセットを落とした。
第3セット、強烈なスパイクを決め、そのたびに気迫をむき出しにチームを鼓舞するかの如く何度も吠えたイブナ。しかし、イブナ以外のサイドアタッカーが決められず、逆にポイントを許した。長野、吉岡がブロードを決め応戦、イブナも確実にサイドアウトは取るものの、ジリジリとひらいた差は埋められず、2セット連取を許した。
第4セット、気迫あふれるプレーを続けるイブナと、このセットから出場の田中がしっかりサイドアウトを取り、一進一退のままゲームは進んだ。終盤、イブナの攻撃をPFUリベロの筒井が好レシーブ、それを確実に得点したPFU。長野がブロックポイントを挙げるなど、最後まで諦めない姫路だったが22-25、セットカウント1-3で11敗目を喫した。
明日12月1日(日)は東レアローズと、同じく五所川原にて対戦する。
竹下佳江 監督
今日は、サーブレシーブが安定しなかったということもありますが、レフトサイドの決定率・効果率が非常に低く、厳しいゲーム展開になりました。ディフェンスから攻撃まで繋いでも、決めきれないことには得点に繋がりません。もう一度個々に修正、チームとしても繋ぎの部分などを修正し、明日に備えたいと思います。
寒い中足を運んでいただきありがとうございました。明日もご声援よろしくお願い致します。
髙橋咲妃惠 キャプテン
Q.ここ最近ケガでコートに立てていないが、コート外から見ていた感想は。
1セット目は勢いよく、流れもよく一気に取れた感じでした。2セット目以降は、PFUの「何か変えよう、変えてやる」という気持ちに押され、焦りが見えたように感じました。
自分たちがやろうとしていたこと、対策していたところがしっかりできていれば、もう少し違う展開になったのではないかと思いました。早くコートに戻りたい気持ちで焦りはありますが、外にいて気付いたことなどを声掛けして、チームに貢献したいと思います。