試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
交流戦第4戦は、代表メンバーが多数所属している東レとの対戦。相手チームの応援が多い中、一矢報いたい姫路だったが、高さや、こちらのウィークポイントを確実に狙う東レの前に1セットも奪えず0-3と12個目の黒星を喫した。
第1セット、序盤から金杉、貞包らが、東レの的確にコースを突いたサーブに崩された。東レの黒後や石川らが、ブロックの低い堀込の上を確実に打ち分けるなど、技術の高さも見え3-9とスタートから大量リードを許した姫路。全員でボールを繋ぎ、何度も粘りのレシーブを繰り返し、イブナが気迫のこもったスパイクを打ち込み応戦したが、16-25と第1セット先取を許した。
第2セット、序盤またも東レのサーブに苦しめられ3-9とリードを許した姫路。しかし、溝口が粘りのレシーブでチームを盛り立てると、貞包、イブナらがそれに応え得点し、すぐさま12-12と同点に追いついた。その後も貞包がレフト、ライトから連続で得点を挙げ逆転に成功した姫路。シーソーゲームで迎えた終盤、姫路が一歩リードしていたが、東レ、クランにイブナのブロックの上からスパイクを打ち込まれた。さらに貞包がスパイクをシャットアウトされ25-25。その後も緩急をつけたサーブに翻弄され、2連続サーブポイントを許し25-27と悔しくも2セット連取を許した。
第3セット、何とかセットをつかみ獲りたい姫路だったが、このセットもサーブレシーブが乱れ、ブロックの的を絞られシャットアウトされる場面が多く見られた姫路。終盤は東レ、クランの高い位置からのスパイクに太刀打ちできず、セットカウント0-3で12敗目を喫した。
長野有紗 選手
今日の試合は、一人一人が自分の役割を果たせていなかったので、もっとコミュニケーションを取って、ブロックとレシーブの関係などしっかり改善したいと思います。私自身は、決めないといけないところで決めきれなかった。ここぞという時に頼られる存在になれるよう、しっかり練習していきたいです。