試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
交流戦最後の相手は、スターカンファレンスでトップを走るJTマーヴェラス。ミスの少ない堅実なプレーに押される展開となり、セットカウント0-3で敗れ、13敗目を喫した。
しかし、内定選手の松本愛希穂(東海大)、孫田菜奈(福岡大)が今週Vリーグ初出場を果たし、チームに新しい風を吹き込んだ。
第1セット、序盤JT林のストレートやブロックの間を的確に狙った巧みな攻撃、ドルーズの高さのあるスパイクを決められたが、イブナが強いスパイクで応戦。また、ドルーズのライトからの攻撃を貞包が1枚でシャットアウトするなど、一進一退のまま試合は進んだ。中盤、JTの狙い通り的確に突くサーブに崩された姫路は連続失点を許し13-18とリードを許した。金杉に代わり、リーグ初出場の孫田が初得点をあげチームを盛りあげたが、点差を埋められず18-25と第1セットを落とした。
第2セット、スタートから松本を投入した姫路。JTはサーブで貞包を狙いプレッシャーをかけたが、松本がスパイクで初得点をあげ応戦。その後も松本、貞包が強弱をつけた攻撃を決めサイドアウトを取った。しかし、JT林や田中瑞稀に徹底して堀込のブロックを狙ったコースや、ブロックを利用した攻撃を決められ、ジリジリと点差を広げられ22-25と、2セット連取を許した。
第3セット、スタートからJTの強いサーブに対し対応できず、0-7とリードを許した姫路。さらにドルーズの強烈なバックアタックなどを連続で決められ2-12とさらに得点を広げられた姫路は、2枚替えで田中咲希と兒島、投入。メンバーチェンジが功を奏し、長野、松本らが得点を重ね15-17と2点差まで追い上げを見せた。しかしここでもドルーズの高さのあるスパイクに対応できず、焦りからネットタッチなどのミスが重なり18-25、セットカウント0-3で13個目の黒星となった。
松本 愛希穂 選手
スピード、高さ、パワー、守備など全てにおいてレベルが高く、大学生とのレベルの差を感じました。その高いレベルの中でプレーできていることが嬉しく、1点取る毎に楽しくなっていった試合でした。課題は、フロントレフトの時のレセプション、ディグです。これまでの経験を活かし、自分で考えながらプレーすることや、コミュニケーション能力なども発揮していきたいです。
孫田菜奈 選手
初めてVリーグの試合に出場させていただき、大学生とのレベルの差、雰囲気の違いを感じましたが、それを楽しむことができました。まずはレセプションをしっかり返球し、攻撃まで参加できるように練習していきたいです。途中から出場する時は、サーブで相手を攻めて崩すこと、チームのムードが悪い時は、ムードを変えられるような選手になりたいです。