試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
今日の相手は前回3-0で勝利した日立。何としても勝ち星が欲しい姫路は第1セットを先取したが、2,3セットを競り負け追い込まれた。第4セットは逆に競り勝ちフルセットにまでもつれ込んだが、日立エースの日本代表、長内に要所で決められ惜敗、15個目の黒星を喫した。
第1セット、昨日スタートが悪かった姫路だが、金杉の気迫あふれるプレーで流れを呼び込むと、吉岡、長野がサーブで相手を崩し25-20と第1セットを先取した。
続く第2セット、序盤長いラリーを相手に奪われる場面があったが、ここでも金杉が奮起。中盤、日立上坂に打点の高いスパイクを決められると、こちらのミスも重なり5連続失点。しかし姫路も貞包が粘り強いレシーブやブロックポイントなどで流れを引き戻すと、イブナも連続でブロックポイントをあげ、18-18とすぐさま追いついた。終盤デュースにもつれ込んだが、日立長内に技ありのスパイクを決められると、最後は姫路のコンビミスで25-27と試合を振り出しに戻してしまった。
第3セットも一進一退のまま終盤へ。24-22と先にセットポイントを掴んだ姫路だったが、ここでも日立長内の強いスパイク、そしてこちらのネットタッチなどのミスで逆転を許し24-26でセットを落とし後がなくなった。
第4セット、2セット目途中から出場のチーム最年長高木がハードワークを見せチームをけん引。シーソーゲームで進んだ終盤、金杉、イブナの連続ポイントで23-19とリード広げた姫路。しかしそこから日立ミドルブロッカー、タップに捕まり連続でスパイクをシャットアウトされた姫路は、23-24と逆転を許す展開に。疲れが見えた金杉、イブナだったが、ここはエースの意地をみせ再逆転、27-25でフルセットに持ち込んだ。
最終第5セット序盤、日立タップに高い位置からブロードを決められたが、姫路も高木がブロード攻撃で応戦し、7-8でチェンジコートを迎えた。そこから姫路にタッチネット、サーブレシーブミスなどミスが続き7-11とリードを許した。諦めない姫路は、高木が執念のブロックポイント、途中出場の松本のストレートへギリギリに決まるスパイクなどで応戦したが、点差は埋まらず11-15、セットカウント2-3で悔しい15個目の黒星となった。
竹下佳江 監督
2日間沢山のご声援をいただきありがとうございました。
フルセットのゲームを勝ち切ることができなかったのは非常に残念です。最後に1点を取り切る難しさ、勝利につなげる難しさを痛感したゲームになりました。一つ一つのプレーの精度を少しでもあげ、次へつなげられるよう、またチーム一丸となり頑張っていきたいと思います。
高木理江 選手兼任コーチ
フルセットまで持ち込んだ分、余計に勝ち切りたかった試合でした。1点を取る力、1セットを取り切る力、その積み重ねが勝利に繋がると思うので、来週はそれらを体現していけるよう、コートの中も外も一人一人の役割を果たしていきたいと思います。昨日、今日と会場には応援団の方も駆けつけてくださって、応援の声が本当に力になりました。本当にありがとうございました。皆さんにまた良いご報告ができるよう、チーム全員で戦っていきます。引き続きご声援よろしくお願い致します。