試合レポート
スターティングメンバー(第1セットのみ)
チャレンジ4第1戦の相手はスターカンファレンス5位のPFUブルーキャッツ。姫路から駆けつけてくださったピンクの応援団が見守る中、V1リーグ残留をかけ何としても勝利をつかみ獲りたい1戦だったが、セットカウント2-3で悔しい敗戦となった。
明日はプレミアカンファレンス5位の日立と対戦する。
第1セット 序盤、立て続けに金杉、イブナが「絶対勝つ」という気迫のこもったスパイクを打ち込みスタートした。貞包、吉岡らも続いてスパイクを決めたが、PFUの粘りのレシーブでラリーに持ち込まれると、長身ドリスの高いブロックに捕まりポイントを許した姫路。終盤イブナがまたもブロックに捕まると、ドリブルなどのミスも重なり21-25と第1セット先取を許した。
第2セット、0-4と連続失点からのスタートとなった姫路だが、途中出場の松本(内定)が躍動。サーブで相手を崩すとすぐさま追いついた姫路。松本の頑張りに皆が応え、14-11とじりじり相手を突き放した姫路。終盤、2枚替えで出場した田中がスパイク、ブロックを決め、25-22と試合を振り出しに戻した。
第3セット、両チーム譲らぬ展開となったが、第1セットからなかなか止められないPFUオポジット都賀に終盤連続で得点を許し22-25。後がなくなった。
第4セット、4-8とリード許した姫路だが、若い松本がここでも躍動を見せた。相手ブロックを利用しブロックアウトを奪うなど13-10と逆転に成功。中盤、リリーフサーバーで出場の佐々木(内定)がサーブで相手を崩しミスを誘うと流れを呼び込んだ。佐々木のナイスレシーブを貞包、イブナが決めるなど、8連続得点を挙げ、このセットを奪いフルセットに持ち込んだ。
最終第5セット、序盤2-6とリードを許した姫路だったが、2枚替えで出場の田中が意地を見せポイントを重ね、11-11と追いついた姫路。しかし、なんとか取り切りたい長いラリーを相手に決められると、あっという間に流れはPFUへ。セットカウント2-3で悔しい悔しい敗戦となった。
竹下佳江 監督
この大事な1戦に、たくさんの皆さんに足を運んでいただき本当にありがとうございました。
「必ず勝つ」という選手たちの想いは強く感じましたし、感じていただけたと思いますが、最後に勝ち切れずとても悔しい試合になりました。
明日、明後日と大事な試合が続きます。まずは明日に向けて切り替え、すぐにできる修正ポイントなど、声をかけながら、もう一度チーム一つになり頑張りたいと思います。
明日も大きなご声援をよろしくお願い致します。
金杉由香 選手
たくさんのご声援をありがとうございました。
やはり、勝っているセットはミスが少なく、サーブで攻めてラリーで打ち勝っていることが多い。負けているセットは粘りもなく、自分たちでミスをしていることが多いので、明日に向けできる限り修正していきたいです。
今日の試合、負けましたが、チーム一人一人が役割を果たして勝ちを取りにいっていた試合でした。誰一人逃げない気持ちで戦っていたので、明日は今日のような、今日よりももっともっと強い気持ちを相手にぶつけて勝ちを掴み獲りたいと思います。
明日もご声援よろしくお願い致します。
孫田菜奈 選手(地元、山口県宇部市出身)
今日は出番がありませんでしたが、外で見ていて相手にブロックでのポイントを与えすぎていたと思いました。ラリーを取り切れていたら、流れもきっと変わったと思うので、練習からもっともっとハードワークを忘れずに取り組みたいと思います。試合で自分にチャンスが回ってきたら、試合をとにかく楽しんで、新人らしく思い切りプレーしたいと思います。
あとがない2試合になりますが、地元宇部で開催されることに感謝して、たくさんの皆さんに感動を届けられるように頑張ります。